2012年4月9日月曜日

田舎より田舎


4月7日に行われた「むいから桜まつり」は無事終了しました。
すこし肌寒さは残るものの天気は良く、満開の桜のなか、気持ちのいい時間を過ごすことができました。

ありがとうございました。


今回、狛江のお祭りに初めて参加させていただいて、改めて狛江の良さを感じることができました。
会場となったむいから民家園は、20年ほど前に取り壊しが決まった古民家を、市民の有志の方々が解体、保存をし、市の文化財の指定を受け10年前に民家園として開園しました。
その運営は今でも市民のボランティアで成り立っています。

ぼくも今回お祭りの準備をお手伝いしたのですが、今まで思っていたボランティアのイメージとはかなり違っていて、いろいろ考えるほどの衝撃を受けました。

ボランティアに参加してるのは、長年民家園を支えてきたおじちゃん、おばちゃんたち。(愛着を込めてこう呼ばせていただきます)
みなさん本当にお元気で、ものすごく積極的に動かれて、口も出すけど手も動かす(笑)
その手際は素晴らしく、いつもガハハ!と豪快な笑いの絶えない気持ちのいいものでした。

ぼくは以前、NPO経営の講座に参加したり、まちづくりに興味があったりでボランティアという言葉を聞く機会が増えていました。でもそこで聞くボランティアとはあきらかに何かが違っていました。
それはたぶん、自分が楽しいからやっているというのが一番で、そして長年やってきた仲間がそこにいるということ、なんじゃないかと思います。


そんな方たちが作り上げた今回のお祭り。
想像以上のすごさが、そこにはありました。

思い浮かんだ言葉が、
『田舎より田舎』。










出店されているお店も普通のお祭りとはすこし違っていて、「針金細工」「飴細工」「紙鉄砲」「輪ゴム鉄砲」「厚紙折り紙」「紙相撲」などなど。ステージでは、「おはやし」「獅子舞」「南京玉簾」などなど。。
古民家の風情も合わせて、ここが2012年の東京だということが信じられなくなるような、不思議な、そしてとてもいい空気が流れていました。

芋けんぴ屋も、普段ならめずらしい存在で、目立つお店なんだけど妙になじんでいて、小学生が綿あめと芋けんぴ、どっちにしようと悩んでいる姿も見られました。子供もふつうに買ってくれるのはとてもうれしいです。


そんな感じで、むいから桜まつりで出した「春けんぴBLEND」
抹茶の香りがアクセントとなり好評だったこちらを、まだすこし数がありますのでなくなるまでの限定で、リヤカー販売を再開します。
今週の11日(水)と15日(日)、時間は10〜16時。場所はTwitterで発信予定です。
詳しくはまた後ほど、ブログにて発表します。

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